たくさんの収納スペースがある=便利、というイメージは根強いですが、収納が多すぎると、逆に"ためこみグセ"がつくことも。
・本当に必要なモノだけを持つ"厳選収納"
・収納で美意識を保ち、自然と片づけ習慣がつく
・スペースに限りがあるからこそ、"買う前に考える"暮らしに
"収納の引き算"が、暮らしの質を整えてくれます。
2:動線をあえて「遠回り」にして、暮らしに余白を
最短距離の家事動線や、回遊できる間取りも便利ですが、少しだけ「遠回り」な設計が、気持ちを整える"間"になることも。
・キッチンから洗面への動線をあえて1歩遠く
・寝室に入る前にリビングを通る"クッション空間"
・廊下や階段にお気に入りの照明や本棚を配置
家の中に「気持ちの切り替えポイント」があると、オン・オフのメリハリが自然に生まれます。
3:"自動化しない"ことが暮らしのリズムをつくる
便利なスマート機器や家電が普及していますが、すべてを自動にしないことで得られるリズムもあります。
・毎朝カーテンを手で開ける → 朝日を感じて目覚める
・玄関の鍵を手で閉める → "いってきます"のスイッチになる
・物干し竿を使った洗濯 → 天気を気にする楽しみも
"手間"をあえて残すことで、暮らしにリズムと感覚が戻ってきます。
不便=悪ではなく、"心を整える余白" と捉えることで、家の価値が変わってきます。
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