賃貸からの住み替え手順は、極めて直線的でシンプルです。
基本的には「新しい家を探して買い、時期を見て今の賃貸を解約する」という流れになります。
【手順のステップ】
① 資金計画の策定(自己資金の確認、住宅ローン事前審査)
② 建売住宅の物件探し・内覧
③ 購入申し込み・契約、住宅ローンの本申し込み
④ 現在の賃貸住宅の退去予告(一般的には退去の1〜2ヶ月前)
⑤ 金銭消費貸借契約(ローン実行)および引き渡し(決済)
⑥ 引っ越し・賃貸住宅の退去・鍵返却
最大の強みは「時間の融通が利くこと」です。
気に入った建売住宅が見つかるまで、今の賃貸に住み続けながら、じっくり探すことができます。
また、住宅ローンの審査も「現在の家賃」と「新しいローンの返済額など」を天秤にかけるだけなので、非常にシンプルです。
新しく売り出された魅力的な建売住宅を先に契約し、その後、急いで今の持ち家を売りに出す方法です。
【手順のステップ】
① 新しい建売住宅の購入契約(住宅ローンを組む)
② 現在の持ち家を売りに出す(媒介契約の締結)
③ 新居への引っ越し・入居
④ 空き家になった旧居の売却活動・成約・引き渡し今の持ち家の売却活動を先に行い、売却の目処(契約)が立ってから、具体的な建売住宅の購入へと進む方法です。
【手順のステップ】
① 現在の持ち家の査定・売り出し
② 買主が見つかり、売買契約を締結(引き渡し日を数ヶ月先に設定)
③ 急ピッチで新しい建売住宅を探し、購入契約を結ぶ
④ 旧居の引き渡しと、新居への入居を同日に合わせる(または一時仮住まいへ)2つのパターンでは、発生する問題や精神的なプレッシャーの大きさが全く異なります。
| 比較項目 | 賃貸借からの建売購入 | 持ち家売却からの建売購入 |
| 資金的な最大リスク | 賃貸の家賃と新居ローンの「二重家賃」が数ヶ月発生する程度。 | 売却が長引くと、新旧2つの住宅ローンを同時に払う「ダブルローン」や、大幅な値下げを迫られるリスク。 |
| ローンの審査難易度 | 比較的容易。個人の属性と年収に見合っていればスムーズ。 | 現在のローンが残っている場合、「完済」を前提とした融通(買い替えローン等)が必要になり、審査が非常にシビア。 |
| スケジュールの制約 | ほぼ無し。自分たちのタイミングで引っ越し日をコントロールできる。 | 「売る日」と「買う日」をパズルのように合わせる必要があり、少しのズレで「仮住まい費用」が発生する。 |
| 仮住まいの必要性 | 不要。賃貸から新居へ直接引っ越し。 | 「売り先行」で新居が見つからない場合、一度賃貸やウィークリーマンションへ引っ越す「仮住まい」が必要になり、費用と引っ越し代が2回分かかる。 |
「子どもが小学校に入る前に、のびのび遊べるマイホーム(建売)が欲しい!」
「でも、今の賃貸の解約タイミングっていつ? 無駄な家賃は払いたくない…」
「実はすでにマンション(戸建て)を持っているんだけど、ローンが残っていても住み替えられるの?」
子どもが大きくなるにつれて、お家が手狭に感じられるようになりますよね。
「そろそろ一戸建てかな?」と思っても、いざ動き出そうとすると「手続きの順番」や「お金のタイミング」が分からなくて、一歩が踏み出せないご家庭がとても多いのです。
実は、住み替えは「今の住まいが賃貸か、持ち家か」で、進め方が180度変わります。
もし、順番を1歩間違えてしまうと……
「新居のローンが通らない!」
「今の家が売れなくて、二重ローンで家計が火の車…」
「新居が見つかる前に今の家を引き渡すことになり、余計な仮住まい費用と引っ越し代が2倍かかった…」
なんていう、大失敗に繋がってしまうことも。
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